50代女性:開口時(食事、会話、歯磨きなど)の可動域制限と顎の痛み

来院理由

食事の際に開口時痛と口が少ししか開かなくなった

どんな患者さんの症例なのか

頚椎の歪み、デスクワークなどからのストレートネック。
小さいころから口を大きく開けるのが苦手

 

初回時の症状

開口時の可動域制限と顎の痛み

当院での施術内容

運動療法・頚椎と背骨の矯正、顎関節整復、テーピング

初回施術(発症初期)

顎関節の可動域制限と開口時の痛みを認めた為、炎症を取る為アイシング処置。
また、頚椎の歪みがあり回旋運動にも制限が見られたため頚椎に対してのローラー処置を行った。

2回目の施術(1週間後)

施術後2日は可動域の制限は緩和したが2回目来院時の際には戻ってきてしまった。1回目と同様の処置を行い今回は顎関節と頸部に対してテーピングを行った。

3回目の施術(10日後)

痛みは当初と比較すると10→5まで減少した。テーピングを貼っているとなんだかいい感じがするとのことで同様のテープを貼付

1ヵ月後

痛みは10→2まで減少。可動域制限もだんだん減少しているが開口時のクリック音は残る為引き続き治療を進めていく。

担当者コメント

姿勢不良により背骨や頚椎に歪みが起こり症状が出たと考えます。
また、在宅の時間が増え運動習慣の低下なども要因の一つとして挙がってくるため歩行指導を行いました。
まっすぐ立つこと、歩くことで人間は安定してくるため顎の症状だけではなく普段からの姿勢や生活習慣まで変えられると今後の再発防止や
他の症状の予防につながってくると考えます。